一番最初の会社の元上司が亡くなってから、もう、16年も経ってることに気づきました。
毎年、年賀状を作成する時期になると思いだすんですけど、年まであまり考えてませんでした。
その会社を自分が退職するとき、その元上司とは握手を交わしてのお別れでした。
まだパソコンを始めたばかりで、まだStarlightも出来る前にうまくパソコンを使えずおかしくしてしまい、自宅にまで来てくれて直してくれたり、一緒に飲みに行ったこともあったんで、会社の中の人としては一番深くかかわった人だと思います。
自分はもう、あの会社には未練もない状況ではあったんで転職を考えてる最中、会社都合での退職となってしまったため、「助けられなくてごめん」と言われたのが忘れられません。
その数年前から転職に関しては、ちょっとずつ相談したこともあったんで、そんな風に思ってなくても良かったんですけどね。
それから1か月ほど経った頃、自ら命を絶っていたようです。
自分はそんなこと知らなかったんで、退職後でもいつも通りに年賀状を出したんですけど、いつもなら1日には到着する年賀状が来なく、数日経っても来ないことを不思議に思ってました。
そして、1月も中旬になったころ、奥さんからの手紙が届きました。
最初は、短い手紙だったにもかかわらず、全く意味が分からなかったんで、何度も読んでやっと受け入れました。
それからずぐにお宅のほうへお参りに行ったんですけど、それまではあまり実感がなかったんですけど、仏壇に手を合わせ、遺影を見たことから一気に感情が出てきたようで、帰りの車の中では涙が止まりませんでした。
毎年、必ずと言って良いほど喪中ハガキは来るんですけど、今年届いたハガキをしまう時、その奥さんの手紙を目にして、日付を見てみたら15年前でした。
もうそんなに経つんですよね。
元上司が亡くなった年齢を超えました。