あまり考えたことのなかった忘年会スルー。
近年では、ついにこんな言葉が生まれてしまったんですね。
社会人になって27年、地域や会社のルールによって色々差があるんで比較にはならないかもしれませんけど、直接幹事と言うのをやらされたことはなかったな…と。
上司や先輩がやって、「あれ持ってきて」とか手伝いはしたことはありましたけど。
半強制的だったのは、新人の宴会芸ってやつでしょうか。
あまり苦痛になったことがないんで気にしたことはなかったですけど、嫌いな人ならかなり大変なことなんでしょうね。
そう言えば、1回だけコントみたいなのは何かやりましたけど、あの時何も打ち合わせナシのだったんで、展開がつかめず、その場の流れになったんで、想像しない方向に進んだな…ってことがありました。
自分は基本、カラオケなんで、振り付け程度踊ったとかありましたけど、気が付けばそんなことも10数年前の話になりました。
まだまだ若い入社から2~3年程度までの時代、多くの方は忘れてるか気づいてないかだったとおもいますけど、自分が1つだけ苦痛だったことはあります。
会社はバスも満足に通ってなくて、車通勤しかできないような地域になります。
開催される会場も一番多くの人が会場に近い人になるため、一番遠くから通ってた自分としては、絶対に車じゃないと行き帰りが難しい状況にあったことです。
もし、車で行かないとしたら、電車、バスを乗り継ぐか、会社に車を置いて誰かに同乗させてもらうかになります。
ただし、帰りは交通機関が全部終了後になるんで、タクシーしかありません。
遠い自分には、場所にもよりますけど、片道5000円~8000円もかかると行ってられません。
なので、旅行会のような泊りじゃない限り、一切の飲酒をお断りしてきました。
まだまだ飲酒運転に意識が薄い時代だったんで、「ビールの1杯や2杯飲め」「俺のついだ酒が飲めないのか」みたいなことが一部にありました。
ホントに当時、「そうだよね。飲酒運転はダメだよね。」って言ってくれた人はわずかだったんです。
そう言う面からも自分に対するイメージがあまり良くない人もいたようで、頑固としか受け取られないこともありました。
事情を知らない人は、下戸だと思ってた人もいたようです。
数年が経ち、ある上司が迎えに来てくれたことがありました。
遠い分、出勤時間に間に合うように迎えに来るってことは、朝6時半ごろには出てきたかと思います。
そして、帰りは別な人でしたけど、自宅まで送ってくれたんで、その人は飲まずに参加してくれたようです。
そんなこともありましたけど、優しく対応してくれても、それだけの負担をしてもらわないとならない状況ってのもとても複雑な感じでした。
特に当時は、不参加と言うのも事情がない限り難しい時代でしたからね。
最近では、そもそも若い子に飲酒の習慣がないこともあって、飲酒運転しないためじゃなく飲まないって人も増えたようで、酔っ払いとの差を嫌う人、上司や部下に気を使うことが嫌な人もいて参加したくないって人が増えてるようですね。
上司もなんとなく部下におごらなきゃないみたいな流れになるのも費用的に負担で苦痛になってるんだとか。
こうなってくると、みんなそれぞれ色々嫌なことがあって、何のために忘年会を開催してきたのかって感じがしますね。
会社のイベントと言うのは消滅していくんでしょうか。