道に迷う

近年では、質の良くなったカーナビ、スマホなどで簡単に状況が把握できるなど便利になったおかげで、道に迷ってもどうにか目的地に着けるようになりました。
まだ携帯も充実していない時代、自分にとっては道路ってすごく大変なものでした。
まず、地図を見たところで全くよく分かりませんし、地図を覚えたところで位置関係が分かってなければ何の役にも立ちません。
そもそも現在地が分からなければ、どこを間違ってるのか分かりませんからね。
何度か触れたかと思いますけど、自分の場合、直線道路で現在地がよく分からなくなるほどの方向音痴なんで、どうすることもできません。
札幌の中央であれば、ほぼ綺麗な碁盤の目なんで、住所の番号を見たらどっちへ進んでるかってだいたい分かりますけど、それ以外のところはどっち向いてるか分かりません。
よく「太陽の位置で」なんて言う人いますけど、曇りや雨、夜じゃそんな知識は何の役にも立ちません。
今でもよくある事なんですけど、ほぼ毎日通るような道でも分からなくなるんで、違うところへ行ってしまうんですよね。

文明の利器で、今はかなり色々な所へ行けるようになりました。
まず、定期的にネットの地図でいつも行くところでも道路の位置関係をチェックしたり、滅多に行かないところは絶対に見ます。
画像として景色も見れますから、走行してるつもりでチェックします。
それでもっと行きやすい道も発見することもあります。

まだこうやってできない時代、何度か道行く人に道を聞かれたことがあります。
でも、ほとんどの場合、その時すでに自分が迷子なんですよね(^^;)
なので、「すいません、地元じゃないんで…」って言うと諦めてもらえます(^^;)
さすがに「自分が迷子です」って言いたくないですからね。

今思い出しても最大の迷子は、もう少しで家に帰れないかと思ったのがあったんですよね。
後で調べたら、北へ移動中のはずだったのに、実際は最初に西の方角(A)だったようで、知らない間に南(B)へ向いて、そこからどう間違ったのか、北(C)から南(B)へ向かってました。
こう説明すると変かも知れないですけど、A~Bへは単純に逆に向いてるのに気づいてないだけで済む話なんですけど、その後のC~Bへと言うのは、どこでCに向かってたのか全く分からず、通り過ぎたBの地点へCから戻っていってたってことになります。
Cの地点は全くどこなのか知らない景色だったんで、どこからそこへ行ったのか分かりません。
Cへ戻っていると気づいたのは、偶然、途中に知ってる建物を見つけたんで気づいただけで、あれを見逃してたらどこへ行ってたんでしょうね…。
見つけたおかげで家に帰れたんですけど、これってどうにかならないのかなって感じです(^^;)

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