大きな地震があるたびに触れてきましたけど、今回は30年ということで改めて触れたいと思います。
直接、目で見たものではないですけど、街が壊れるほどの大地震を見たのは、阪神・淡路大震災が初めてになります。
あの日は、前日から熱を出して会社で倒れ、休みを取った日でした。
朝8時過ぎだったと思いますけど、母親が朝食のために起しに来て、テレビをつけて見せてくれました。
少し意識が朦朧とした感じだったんで、夢でも見ているかのようでした。
ドンドン被害者の数が増えて、現実にこんなことが起きるのかとかなり驚きました。
それから、地震の怖さと言うのをはじめて感じて、その対策と言うのを考えるようになったきっかけです。
当時はまだインターネットの時代の前だったんで、どうやって対策をしたら良いかよく分かりませんでした。
それでもまず、整理整頓からスタートでした。
その整理整頓もどうして良いか分からず、とりあえず、不用品の処分から始めました。
それでも、思ったようにはならず、やっと形になるまでに10年ほどかかることになりました。
まだ当時は、どうしても物がアチコチにある状況で、片付けても終わって直後にまた何かを始めると元通りに広がる状況で、今から考えると大きな地震だったら色んなものが散らばるような状況でした。
現在は、あまり散らばるような物はないですし、家具は倒れてくるような配置にはなってないですし、ベッドの周りにはほとんど物はなく、普段いる場所は腰より低い位置の物がほとんどです。
家が倒壊するまで何かに当たることはない状況です。
その後、何度か震度7の地震があるたびに色々見なおして、窓にはアクリルパネル、ベッドのそばに靴、通電が止まったら電気が付く懐中電灯、避難袋など準備をするようになりました。
その後の大きな地震も今の準備のきっかけにはなったかもしれないですけど、より早くから色々考えるようになったのは、この地震からでしょうね。
地震への対策から整理整頓、その後の事も考えるようになりました。
こう言うことは100%になることはないですし、予算の都合もあって思うように物が揃わないもんですけど、何もしてないよりは良いかなって感じで色々進めてます。
死んでしまえば不要なものですけど、生き残った場合には、少しでも周りに迷惑にならないようにしたいですからね。