デジタル終活

終活と言う言葉が広がってから何年くらい経つんでしょうか。
一般的には、断捨離に近いもので、不用品の処分、不明なものを残さない方に整理整頓、分かるように記録などですね。
最近問題になってきているのは、ネット上での契約、情報などのようで、亡くなった家族の契約を解除したり、残った支払いをしたりなどしなければならないことがスマホの中にあるってところのようです。
デジタル化で契約書もPDFだったり、ウェブで閲覧なんてのも増えてますから、必ずIDやパスワードが必要となって来てます。
紙の書類なら、窓口に問い合わせて色々できたんですけど、デジタルの場合は、ID、パスワードがなければ簡単に手続ができないようです。
家族と言えども個人の物ですから、それを証明したり、問題がないか審査したりなど手続きに時間もかかるんだとか。
ウチの両親だとあまり契約しているものももうないんで、お役所モノ以外だと生命保険とスマホの契約くらいしかないんで良いですけど、自分のように仕事関連でいくつも契約、登録していると、自分以外の人がなかなかできない状態なんですよね。
病気や事故を含めていつ死を迎えるかなんて分かりませんから、後の事を考えると難しい問題だなって感じがします。
お金がなくなれば引き落としや振り込みがなくなるんで、それらがなくなれば自動的に契約が切れるものもあれば、催促状が届いて契約が分かるなんてことになるんでしょうかね。

詐欺やハッカーなどにはアッサリパスワードなどを盗まれて、必要としてる家族が簡単に入れないなんて、皮肉なもんですよね。

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