当時は、画期的なものが出てきたなって感じでしたね。
カートリッジを差し替えるだけで、違うゲームができるんですから。
ウチには「ファミコン」はありませんでしたけど、それまでのゲームと言えば、ウチにあったのは、「ブロック崩し」。
当時の「ファミコン」の倍以上はあるような大きな機械で、テレビにつないで遊ぶのは同じ感じですけど、「ブロック崩し」しかできないんですよね。
一応、ゲームのパターンは数種類あって、難易度もそれぞれ違うんですけど、何年も遊んでると慣れちゃうんですよね(^^;)
更に、ゲーム用に用意されたテレビが、白黒テレビだったんで、ゲーム自体はカラーのものだったんですけど、白黒画面で遊んでました。
その後、「ゲーム&ウォッチ」が登場します。
これでもまだ単体ですね。
2つ買ってもらったんですけど、1個はたくさん遊びに来てた友達の誰かに盗まれました。
6~7人いたんで、犯人の特定はできませんでした。
この時点でまだ、「ファミコン」は発売されてないんですよね。
やっとこの頃、自分の部屋にも「カラーテレビ」がやってきました。
ここで初めて「ブロック崩し」をカラーで見ます。
「ゲーム&ウォッチ」も時計のような液晶画面なんで、当時は単色。
「カラーになった」と言っても、固定されている部分がカラーになっただけで、キャラクタは時計と同じ黒い液晶のままで…。
まだそんな時代にテレビ画面にカラーで動くゲームができるのは、ゲームセンターにあるゲームくらいでしたからね。
ちょっと感動したのを覚えてます。
そして、「ファミコン」が登場しますけど、そんなにみんな、一気に持ってる感じじゃなくて、1人2人持ってる子がいて、そこに集まって遊ぶ感じだったでしょうか。
自分はゲーマーではないんで、それ以上特にほしいって感じではないこともあって、中学生になったくらいですけど、様子見でした。
間もなく、パソコンの「MSX」が急激に安くなります。
ホントは「HIT BIT」が欲しかったんですけど、中学生には高いですからね。
でも、19800円で買えるのがあって、お年玉などを貯めて買いました。
これでゲームがいくつかできるようになりました。
「ファミコン」ではやってるようなゲームはなかったですけど、買ってもらったり、友達からもらったのもあって、そこそこみんなと楽しんだ感じです。
「MSX」はパソコンなんで、「BASIC」なんて言語のプログラムで自分でできることもあって、自分で作れるほどプログラム言語ができたわけじゃないんで、雑誌を買ってきて、手で入力して遊んだものもありました。
結局、「ファミコン」の種類は買わないまま終わりました。
今じゃゲームも機器がいらなくなってきたようですね。
スマホでも簡単にできますし、ダウンロードでカートリッジのようなものも不要になってきましたし、ゲームも随分変わりましたね。