36の日

「36協定」なんてのが数年前にできましたけど、ほぼ関わらない状態になったんで、何ら生活に変化が起きることはありません。
20代前半では、かなりの残業をしてましたけど、あの当時、100時間越えなんて当たり前のようにやってましたからね。
10年くらい前でも週に1度の休みじゃない、7日以上連続勤務なんてのもありましたし、誰かが何らかの理由で急に休むことになったら、代わりに出勤しなきゃないとか、それがごく普通の状態だったんですよね。
あの当時、この「36協定」があったらどうなってたのか、ちょっと気になるところです。
まぁ、この協定を結んだからと言って、あの当時のようにやって良いのかと言うとそうじゃないってことですけど、今でもたまに過剰残業の話は耳にするんで、どのくらいの効果が出てるのかって思うことがあります。

仕事には必ず季節や偶然でムラができるもんです。
一時的なものならしょうがないですけど、定期的に起きる、慢性的な状態なのに会社としては何も対応しないことは多々見かけます。
その仕事に関わらない、関わった事のない人は、その仕事に対してイメージだけで判断するんで、「これだけの事でしょ?」みたいに簡単に言う人もいるんですよね。
なので、全然改善されないんですよね。
かつての会社では、あまりにひどい状況をやっと理解されたとき、大幅な改善策がとられたことがあって、同じ費用が発生するなら使いどころを変えてみるってことになって、すさまじい残業がなくなったことがありました。
少しの考え方で変わることがあるんですよね。
ただそれには、平社員ではできない部分が多いんですよね。
上司に理解されることがとても大変です。
組織が大きくなれば、更に大変です。
良いのか悪いのか分かりませんけど、そう言う組織とは関係なくなってから、最近の事情を直接目にすることがなくなったんですけど、今の時代になってもまた新たなる問題ってのは必ずあるんでしょうね。

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