自分が物心ついた時の電話は、まだ黒電話でした。
ごく稀に違う色の電話を見かけることもありましたけど、基本、どこでも黒い電話機でしたね。
公衆電話は赤で、これまたたまに違うのもあったり。
家庭用の黒電話は、多くの家庭で電話機のカバーを使ってたかと思います。
ウチも花柄のを付けてました。
いつしか保留にするときのオルゴールの台が着くようになったり、受話器の口の部分に謎のカバーがついてたり、日々変わっていったのを思い出します。
それから数年後、今の家に引っ越すとき、黒電話からプッシュホンになりました。
たまたまウチは壁掛けタイプにすることになったんですけど、一気に変化したことに、当時は喜んだもんです。
その後、FAX付きとなって、今では3代目でしょうか。
そして、携帯電話になり、スマホへと変化して、この自分が知ってる50年未満の間で、電話はこんなに違うものになったんだなって感じです。
今の若い人は、黒電話も見たことがない、博物館でしか見たことないと言う人も多くなって、何かで使わせてみると、ダイヤルのグルグルを押そうとする人もいるとか。
受話器を先に持ち上げることも知らないようですしね。
時代は変わったもんです。