北海道の七夕

先月の全国的な七夕に合わせて、7月7日にちょっと懐かしく思ったことを書いてみましたけど、北海道では今日が本番です。
前回はイベントにちょっと触れたんですけど、北海道の飾りつけは、全国的なものと若干違います。
歌にもあるように短冊を飾るのは「笹」「竹」が全国的には普通だと思います。
北海道には、竹がほぼありません。
函館の一部で自生しているところはあるんですけど、こちらでは、それでもタケノコでお馴染みの太く大きくなるような竹がありません。
笹と言えば「クマザサ」になってしまいます。
そこでちょっと似ているしなやかな木となると「柳」になります。
小さい時には、歌には「笹」と言うのに「柳」を使われることに凄く疑問を持ってたんですけど、後で手に入らないことを知って納得した記憶があります。
近年は、ごく稀に取り寄せた笹、竹でやってるところもあるようですけど、今でも柳が一般的だと思われます。
こうやって手に入らない物を他のもので代用して、いつしか独自進化を遂げて、本来のものと違うものに変化していくんでしょうね。

今年は、新型コロナの影響で、イベントは中止ですし、全く何かやってる様子はないようですね。
更に、台風から変わった温帯低気圧で、ニュースもそちらが多くなってるんで、全く七夕に触れる様子がないです。

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