色々思い出したことがあったんで、シリーズ化してみようと思います。
最近では、個人情報の問題で、色々なものに勝手に掲載することがありません。
昔はあった電話帳も個人宅の一覧は、もう配布されていないようですね。
固定電話を持つ人も減りましたし、最初から掲載をしない人も増えたんで、あまり電話帳もいらなくなったかもしれませんけどね。
もう25年以上も前の話ですが、室蘭で一人暮らしを少ししていた時でした。
会社から帰って来たら留守電(当時はマイクロテープ)にメッセージが入っていました。
『あなたが、○月○日の登別の「〇〇」で持ち帰ったサングラスは、私のものですので返してください。電話番号〇〇に連絡をください。』と言うような内容でした。
あちらのお名前も名乗っていたんですが、全く意味が分からなかったんでその時は無視しました。
翌日、また同じ人から内容を追加で『車のナンバー〇〇(室蘭のナンバー)を確認しています。警察で調べてもらってあなただと分かりました。あなたの住所〇〇も確認しています。』などと。
登別へも行ってませんし、車のナンバーも自分の物ではありません。
言ってる住所も隣の町で自分の住所ではありません。
何らかのいたずら、詐欺などの脅しかと思ったんで、もう1度無視します。
さらに翌日、在宅中に電話が来ました。
当時はナンバーディスプレイではないんで、番号が分からないんで出たんですが、またその人でした。
こちらの話は一切聞くことなく、一方的に同じ内容を説明し出します。
なので、『登別には行ったことありません。車のナンバーも違います。家の住所も違います。』と言ったんですが、『あなたを店員さんが目撃してナンバーを確認しています。あなたのサングラスはお店にあります。間違いありません。警察にも調べてもらいました。』と言うんですが、『サングラスは持ってません。ウチの車のナンバーは札幌ですし、住所も〇〇ですよ。ここへ引っ越してきたばかりで、そこに住んでいたこともありません。』と言ってる時にふと思い出したんですが、同姓同名で漢字の違う人がその地区に住んでいることを思い出しました。
なんでそれを知っているかと言うと、お店を経営している人で、看板に店主の名前が大きく書かれているんです。
なので、それを伝えたらやっと諦めてくれたんですが、それまでは『でも、あなたで間違いないです。』としか言わず、そのやり取りは40分くらいありました。
おそらく、今の警察が軽々しくそんな情報を他人に言う事はないでしょうけど、警察で教えてもらった情報をもとに探したんでしょうから、信じ込んだんでしょうね。
調査と言っても、車のナンバーから所有者の名前を調べて、電話帳を見て、近くの住所に同じ読みと言うだけで一致しない情報のまま教えたようです。
そちらの人は商売の人なんで、名前は個人一覧じゃなくて、お店一覧のほうなら出てたのかもしれません。
当時としては、そんなこと警察が言うなんてかなり驚きましたし、信用できなくなった瞬間でした。