自分が経験した最高の震度は４。
それ以上の経験は全くないんで、どんな感じなのかは実感としては全くありません。
初めて震度４を経験したのは、小学校４～５年生くらいだったと思いますが、卒業式か入学式の練習みたいなもので全員が体育館に集まっている状態での激しい揺れでした。
体育館の天上は、鉄骨などで組まれていますが、その鉄骨には落ちてこなくなったバレーボール、バスケットボールなどのボール類が乗ったままで、揺れと同時にたくさん落ちてきました。
先生がたは大慌てで、頭を抱えるように指導したり、逃げるように指示を出したり。
それまで地震と言うものは全く考えていなくて、初めて認識したときでした。
その後も自宅や職場でも何度か震度４までありましたが、その中で1番強烈だったのは、ちょうどお風呂に入っているときでした。
最初は、めまいがするようなユックリとした揺れで、「(。´･ω･)?」って感じで湯舟の中にいたら、お湯が左右にじゃぶじゃぶと揺れ出したんです。
地震＝倒壊などのイメージしかなかったんですが、水が揺れるってのをはじめて経験した日でした。
お風呂ですから当然、全裸。
じゃぶじゃぶ揺れるお湯の中で「これはどうしたら良いんだろう」ってとりあえず、湯舟の縁に掴まってるしかありませんでした。
母親が慌ててお風呂場のほうへ飛んできましたが、ドアを開けるくらいしかやることがあるわけでもなく、収まるのを待つだけでした。
どんな状況で被害に遭うか分かりませんが、寝ていても、食事をしていても、仕事をしていても、中断して避難ってことは比較的しやすいですが、お風呂とトイレは無防備な状態で途中で切り上げるのがとても困難な状態ですよね。
場所としては比較的安全と言われるんで、同じ家の中でも避難場所としては良いと言われますが、ウチは窓があるんでドアが開かなくなっても脱出が可能ですが、状況が状況なだけにサッと行動がとれるものじゃないです。
経験者の話としても聞いたことのない部分なんで、ちょっと気になるところです。